猫たち・・・7匹・・・2009年 12月 30日 (水)

菅又 だい(11年)雄 1993/5月初生まれ  看板・領収書・タグに顔出ししている又や堂の顔

雨の横浜で、生まれて1週間ほどの片目がやっと開きそうなのを拾った。菅又が外国製の猫用硝子ほ乳瓶でおっぱい、うんこしっこ取りをして、文字どおり嘗めて可愛がり育てた。その頃から仕事先にいつも一緒に行っていたので車に乗るのが大好き。首輪をつけて犬のように散歩をするのも上手。肩に乗せて自転車に乗っても平気。ただ高田馬場は病気の野良猫が多いので首輪散歩は出来ない。

夕方になると菅又と2人きりになりたくてひ〜ひ〜云っている。 我が儘で《可愛いければ何でも許されると思うなよ〜》と云われてる。蟹と豚レバーの薫製が大好物(蟹は鮮度にすごく厳しいので普段は帆立缶を蟹とだまされて食べている、が競争は激しい)
菅又にだけ甘ったれる.眠くなると寝室に誘って二人だけになろうとする。
言葉を良く理解して、私たちが外出する話を聞くと、扉の前で待っていて催促するのが困りもの。
夏は冷房(ふ〜ふ〜という)、冬は人間用電気座布団(ぽかぽか)のお姫様猫。 基本4.4キロ。
両方得意の肩乗り
ちょっと長毛が入っているらしい。
時々たぬきになる。
1993年6月

てつ(7年)雄  1996/9月生まれ  店を開けているときいつもお客さんにすりすりする実質的看板猫
ごろの母猫だったはなが死んだ後、もらってきた猫。母猫はシャムだったので声がうるさい。
かまってもらうのがともかく好き。特にお尻のあたりを軽く叩かれるのがお気に入りで、人の歩く先々で座り込み、短いしっぽで誘う。叩くとき必ず名前も呼ぶので(てってってってってってってっ)1日何百回も呼んでもらえる。冬はむくむく顔でか、夏はほそっりの野性味正しいおっとり雄猫。
ちょっと変わった毛色と柔らかい感触・愛嬌で通行人と又や堂のお客さんに受けている看板猫。
猫は愛嬌とけなげさが一番としみじみ思える、かわいいてつ。 基本5.2キロ。
てつが1年近くたってさかり始めた頃、2歳近くなってもおとなしかったうさぎのがやっぱりさかり始め、てつをいじめるいじめる・・・。目のかたきにしてかじって蹴って掘って・・・。てつはいつも高いところしか通れなくなり、うさぎはあちこちににおい付けして・・・・。それ以来うさぎの方が猫より偉くて強い。猫の寝籠や箱に入り込みご飯を横取りする。ストーブの一番暖かいところはうさぎの場所。でも最近はみんな大人になって仲良くなったようで、一緒にくっついて寝ているのがかわいい。甘ったれのてつは特に体温の高いうさぎが好きで、日当たりのいい柔らかい毛布の上でうさぎといっしょ。
やいち・やっち(6年)めす  1997/10月生まれ  焼き餅焼きの甘ったれ
産まれて1週間ほどのちびを、今は解体して無いアパートの店子さんが強引に持ってきた。信じられないくらい大量のおっぱいを飲んで、間食して、兎のクッキー食べて、今は豊満で5.7キロある。毛もほこほこで、抱くとすごく豪華な気分になれる。
末っ子で甘やかされていたのにちび達が来たので、2年ほどふてくされ。ご飯はいっしょに食べるし嘗めてやりもするが、しょっちゅう怒って叩いていた。最近は、ぶんたろ〜が来たせいで混乱、かつどnがボスになったので、平気になったようだ。
怒ると食べる、暇だと食べる、飽きると食べる・・・・間食野郎。
2ヶ月頃と半年くらいの時、まだ隙間だらけだったこの家で、鼠を捕まえて弄んでいた野生本能ばりばり猫。だいてつは怖がって遠巻きにしていた。
てつと仲良し。いつも上向きに豊かな腹を出して転がっている。顔を埋めるとものすご〜くしあわせでゴ〜ジャスな気分。がしがし顔を嘗められてしまうけど。
1997年11月
こんなに小さかった
外国製硝子のおっぱい瓶
上から継ぎ足すことも出きる・・
同じ籠の中・・・
(どん・・2000/10〜2003/11病死)こちゃ(3年)   2000/10月生まれ ぼ〜とした色付兄弟猫達
2000年11月、裏で拾った5匹のうちの2匹。
ぼ〜として手の掛からない本当にいい仔達。あわせてどんちゃと呼ばれてる。他の3匹も母猫も平和な家猫になった。

近所に不妊去勢しないで、外で放し飼いにしている家があるらしい。それがこの辺で増えまくり住みついて野良になるらしい・・・。
てつとどんこちゃで3馬鹿トリオと呼ばれている。
体はてつが一番大きいのだが、体重はすでにこちゃの方が重い。
こちゃ6.2キロ。ただこちゃは頭が小さくて顔だけ見ていると仔猫。

ぶんたろ〜とも3馬鹿兄弟。
てつとこちゃは茶色い兄弟・次男坊ず。
どn・ぶんたろ〜は黒い兄弟・だいも入れて長男ず。等等いい加減い呼ばれている。
どん(どんた-命名菅又/炭団-たどんみたい)実質ボス猫。
飲み水に手を突っ込んで叩いて遊ぶのは可愛いが止めてほしい、水がいつも汚いし、廻りはべしゃべしゃ。濡れている風呂場で寝ころぶのも止めて。枯れ枝や、植木鉢を掘って根っ子付きの植物をうちの中に持ち込むのも止めて欲しい。鉢物はかなり枯らしてしまった。紙をくしゃくしゃと丸めていると椅子や人の足の陰に隠れて、地味にわくわく待っている、が、がさつなこちゃに乱入されてちょっと悲しい。一生懸命持ってこいをする。膝に乗るのが大好き。
新しい物に少し臆病だが、騒ぎがあると必ず駆けつけて心配するし、窓外に野良猫が来るとだいと2匹、先頭で威嚇して凛々しい。
人に呼ばれる時の返事や他の猫に話しかけるとき、なにやら難しいこと云っておかしい、うにゅあらおるらりぴ〜。他の猫はもっとシンプルなので通じているのだろうかといつも笑ってしまう。
朝とか何かのきっかけで甘えたくなってしまうことがある。小さくあっあっと云って催促する。田崎の胸元で綿毛布をすっぽりかぶって熊のぬいぐるみをちゅくちゅくと吸うのが至福。ぬいぐるみを洗うと困ってしまって泣く。
口角がすっと上がっているので菅又は(キリンビールの)麒麟さんとも呼ぶ。
こちゃ(B型猫と云われている・いつも他の猫と別行動)
てつの小さいの・・こてつから。我が家は強そうな名前が好き。
てつと赤猫兄弟といわれ、やることがそっくり。てつは大人猫の次男坊、こちゃは子供猫の次男坊。菅又も次男坊。みんなよく似たぼ〜とした物怖じしない、でも人の言うことを全く聞かない唯我独尊な性格で笑っちゃう。
よく言われる赤猫の典型。散歩も車も平気。踏まれても小さくぎ〜と鳴いて踏まれっぱなし。掃除機をかけていると平気で踏み越えていく。よく一人でネズミのおもちゃで遊んでいる。何してるの〜と声を掛けるとすぐぶつぶつごろごろ喉を鳴らすので、別名ご機嫌さん
空腹になると、人でも猫でも誰彼かまわずどすどす頭突きをしてきて迷惑がられている、どん以外の猫の缶詰やカリカリは横取りする、どこでもぶっ倒れて寝る、など男らし〜い??
抱いて寝ると朝まで姿勢を変えず寝ている。毛がすごく堅くて、夜中に撫でるといまだにぎょっとしてしまう。別名かなへび。
口の端が上がっていて、笑っているの〜といつも云われてる。
2004年現在・・
しっこ魔人と呼ばれている。
うちに来た頃の兄弟。ああ〜。
ぶんたろ〜(1年)雄   2002年9月下旬生まれ   ・・・・ちび画像
拾われっこ新人。
どnの大のお気に入り。今では黒猫2匹あまり見分けがつかない。
どんと比べるととっても洋猫っぽい。今までの猫の中では一番の元気脳天気。まだまだ発展途上。最近はどnをまねて首輪を喰う。
龍う太(5ヶ月)雄   2004/3月下旬生まれ
どn猫が死んだ後の猫の少なさに負けて貰った仔猫。
要町で人慣れしていた長毛・野良母猫の子供。2ヶ月程で確保されるが、あまりの凶暴さと体中に白毛があることから先行きを心配され、仔猫慣れした我が家に来ることに。写真のりりしさに驚き、預けられていた獣医さんに行って抱いたときの渋さに即断。
本当に凛々しく男らしく優しい。どn亡き後のボスとしての将来も期待大。
どnによく似ていて、折鶴蘭の持ってこいが得意。いっぱい食べて大きくなっている最中。田崎はえこひき!!
田崎が気に入っていた全身の白毛は・・
無くなってしまった。
目がね、きりっ。

何でも美味しくいっぱい食べてくれる。
振り向けば愛!

さすけ(4ヶ月)雄   2004/5月中旬生まれ
これが問題の猿猿。
友人の知人宅で拾い猫なれど、諸事情で育てられないということで、里親として預かった。が、あまりに手間暇のかかる事・菅又命といい張る事・途中からあまりの猫離れした容姿等等から又や堂猫になることに。ともかくうるさい、おっぱいを飲むのに時間かかる、しっこうんこもなかなかしない、寝ない。2時間起き3時間起きに空腹騒ぎ。
もしだい猫がこんなに手が掛かったら、うちは今頃だい1匹だっただろうと云う位。睡眠不足でどれだけ泣かされたか。
ス〜パ〜のビニ〜ル袋に入れられて神田川・方南町付近を流れていたそうな。
同じ猫とは思えないような変わり方・・・。何故に、どうして・・。
どんな大人猫になるのやら。楽しみ。
だらだらずるずる、とても猫と思えないような性格。
なんでも他の猫の物が欲しい。ともかく横取り。猫缶でもカリカリでもおもちゃでも場所でも。他の猫は大人、すぐ諦める。ますます性格が悪くなるから教育的指導をして欲しい。
何の種類の猫だか知りたいもんだ。いまだに猿と呼ばれることが多い。
アリクイとも云われる。


又や堂・表紙ゑ